僕は鹿皮の羊皮紙「鹿皮紙」を作りながら、革モノ作りを教えるshujiworks手縫い革教室の先生をしている
実は、自分の天職はこれだと常々思っている
モノ作りを教える事は教わる事
自分だけで作っていたら知らない間に自分に負荷かかからないようにモノ作りをしてしまう
勝手に身体が頭が最短距離を走ってしまう
「負荷」って言葉はあまり良くない言葉に聞こえるが、自分の好きな言葉の一つ
筋トレで言えば負荷があるから、筋肉が付く
誰かのために、何かのためにと自分自身以外の場所から生まれた気持ちはある意味で負荷なのではないだろうか
負う荷物が「負荷」
期待や希望のポジティブな想いも負うものだ
僕は、自分のことではあまり頑張れない
だから生徒さんを始めみんなに負荷になってもらう。期待をしてもらう。そしたら頑張れる。見たことのない様な新しいモノ作りが出来る。知らない自分を見せてもらえる
鹿皮紙もたくさんのみんなに話している
夢物語を話してワクワクしている
楽しい道中の先にしか楽しい場所に行き着かないと考えている
列車が走るために薪をくべる様に、教えながら薪を燃やしてもらう
そしたらまた新しいお話がみんなに出来る
そんな素晴らしい循環が、自分にとってのモノ作りを教える場所になる