僕は革の職人であり、革の先生である-始まりは革の勉強から-

僕は革の職人であり、革の先生である-始まりは革の勉強から-

2022.10.12Shuji百科

仕事である革の勉強の為に2015年に猟師になった。

革の原点を知るための試み

皮は生きていた抜け殻、生命のまた別なカタチ

森から知識を吸収し、身体で学び経験を蓄積していく中で、僕は鹿皮を始め動物の皮が廃棄されている問題を知る。

皮革を生業とする事、一歩一歩学んだ皮を鞣す技術と前職で培った薬品知識、猟師という立場

自分にしか出来ない事があると考えてしまった。

そして、僕は鹿皮から生まれる紙(鹿皮の羊皮紙)を2017年から作り始める。

手探りで、つまづきながら、前人未到な場所に獣道を作るように

2021年に、目指すべきカタチが見えた。

少しずつぼやけていたものが鮮明に見えてくる

僕はそのカタチに「鹿皮紙」と名付けた

少しずつ、少しずつ想いと共に繋がるように

2022年より発表していきたいと思っている。