仕事である革の勉強の為に2015年に猟師になった。
革の原点を知るための試み
皮は生きていた抜け殻、生命のまた別なカタチ
森から知識を吸収し、身体で学び経験を蓄積していく中で、僕は鹿皮を始め動物の皮が廃棄されている問題を知る。
皮革を生業とする事、一歩一歩学んだ皮を鞣す技術と前職で培った薬品知識、猟師という立場
自分にしか出来ない事があると考えてしまった。
そして、僕は鹿皮から生まれる紙(鹿皮の羊皮紙)を2017年から作り始める。
手探りで、つまづきながら、前人未到な場所に獣道を作るように
2021年に、目指すべきカタチが見えた。
少しずつぼやけていたものが鮮明に見えてくる
僕はそのカタチに「鹿皮紙」と名付けた
少しずつ、少しずつ想いと共に繋がるように
2022年より発表していきたいと思っている。