僕は鹿皮の羊皮紙「鹿皮紙」を作る実験と研究をしながら革職人もしている
自分では職人と思っていないが、理解し易い言葉として使っている
革モノ作りをしながら、モノを活かす方法を考えている
皮革でなくてもよいと思いながら、革モノ作りを始めて20年も経つ。少し可笑しい
皮革は、世界で一番自分の言うことを聞いてくれる素材である
だからもっともっと深く深く知りたいと考えるようになり、生き物から皮を作る方へと歩みを進めた
ただの材料で終わることなく、一つ一つの素材に対して礼を尽くすことが出来るように
そんな事を考えた
日本鹿から鹿皮紙を作ることにより、自分自身のモノ作りの姿勢も少し変わった気がする
まだまだ良くなる
そんな気がしてならない